●その他、五十音順です
[基本]
[戦法]
[通!?]
[数字アルファベット]
[あ行]
[か]
[さ]
[た]
[な]
[は]
[ま]
[やらわ]
[競技規則]
−数字/アルファベット−
・1角・2角・3角・4角
バンクの各コーナー。
・BS
バックストレッチ。ゴールと反対側。
・HS
ホームストレッチ。バンクのゴール側。
・J
ジャンのこと。
・G
ゴール線のこと。
・GP
年末恒例、競輪グランプリの略。その年、一番活躍した(タイトルホルダーや賞金上位者など)
ベストナインが、一発勝負でビッグな賞金を争う。
・GT、GU、GV
GTは特別競輪(競輪祭、日本選手権、高松宮記念杯、オールスター、全日本選抜、寛仁親王牌)。GUは準特別競輪(ふるさとダービー、共同通信社杯、東西王座戦)、GVは開設記念競輪。
・FT、FU
FTはS級シリーズ。FUは普通開催。
・R
レースの略。
・S
スタート時に一番前(誘導員の後ろ)の位置に付けることを、Sを取ると言う。
・S級、A級
ケイリン選手のランクで、上位のS級と、下位のA級に分けられる。
・S1(えすワン)
S級の中でも最高位、S級1班のこと。以下S2-A1-A2-A3の順。
・S級シリーズ
S級の選手が出場する開催だが、超トップクラスの選手の出場は少ない。(=FT)
[基本]
[戦法]
[通!?]
[数字アルファベット]
[あ行]
[か]
[さ]
[た]
[な]
[は]
[ま]
[やらわ]
[競技規則]
−あ行−
・赤旗(あかはた)
違反行為について審議しますよ、という合図。レース終了後、審判員が赤い旗を振る。
審議項目がない場合は「白旗」。
・赤板(あかばん)
ゴールまであと2周の地点。残り2周回を示す掲示板が赤色のため、こう呼ばれる。
残り3周のときは「青板」。
・上がり(上がりタイム)
最終周回のバックストレッチから、ゴール到達まで(半周)にかかったタイム。
・アタマ
1着のこと。「アタマ鉄板」は、1着は間違いなくカタイという意味。
・斡旋停止(あっせんていし)
違反行為に対する出場停止処分。「配分停止」とも言う。
・あんこ
周回中、外側と内側から一度に並びかけられて、挟まれること。
あんこ状態になると、ほとんどの選手は後退する。「サンド」とも言う。
・行った行った
別ラインの自力選手同士が1〜2着になること。
めずらしいケースで、高配当になることが多い。(=力と力。力の両立)
・イン斬り(イン切り)
主に追込み選手がとる戦法で、自分の(付けようとする)ラインを先行させるためのもの。
まず、先頭を行く選手の横、または前位置に外側から追い上げ、その選手が先行できないように
する。次に、さらに外側を上昇してくる自分のラインを前に出させて先行させる。
・イン粘り
先頭にいる選手が、上昇してきたラインの番手(先行選手の後ろ、内側)で併走すること。
勝負所で後方まで下がってはチャンスがないし、また併走する(競る)場合、内側が有利なため、
自力、追込タイプを問わず、この戦法を用いる。
・イン捲り
最終回からゴールにかけて、内側をゴボウ抜きして先頭に躍り出ること。
・イン待ち
スタートから一番前(誘導員の後ろ)に位置すること。後方から追い上げてくる
先行選手に飛び付くためだが、イン斬りされるため成功率は低い。
(=前受け)
・馬(うま)
追込選手を引っ張ってくれる「自力選手」のこと。
・裏(うら)
1着・2着の組み合わせが逆のこと。(番手のことを「ウラ」という年輩選手もいる)
・売り切れ
外側で併走していた選手が力尽きて、後退する寸前の状態。「びらびら」とも言う。
・追い上げマーク
他のライン(の自力型)の番手を、後方から追い上げて奪い取る、奇襲的なマーク戦法。
・追い込み ↑
・大駆け
強い選手を相手に、善戦すること。
[基本]
[戦法]
[通!?]
[数字アルファベット]
[あ行]
[か]
[さ]
[た]
[な]
[は]
[ま]
[やらわ]
[競技規則]
−か行−
・掛かる
スピードに乗ること。
・駆ける
先行や捲りなど、自力の戦法で走ること。
・勝ち上がり
トーナメント方式のこと。
ケイリンは、ひとシリーズを3日か4日、あるいは6日間の開催で行い、
予選〜準決勝〜決勝と勝ち上がっていく。
・滑入(かつにゅう)
滑走入着の略。落車した態勢で、ゴールに入線すること。
・カマシ ↑
・交わす
追い抜くこと。(=差す)
・漢字
重注、走注のこと。成績表の着順数字のヨコに「重」「注」などの漢字が付くためこう呼ばれる。
・完全V
そのシリーズを、すべて1着で優勝すること。
・カント
バンクの傾斜。
・外帯線(がいたいせん)
走行圏内(走る目安となるゾーン)の最外側を示すライン。内側のラインは内圏線。
外帯線から内圏線の間隔は70p。
・記念(記念競輪)
全国47の各ケイリン場が、年に一度(4日開催)その発祥を記念して行われる競輪。
S1のトップクラスが出場する。11レース制、オールS級で開催。
・ギヤ倍数
自転車の前(大きい)ギヤの歯数を、後ろ(小さい)ギヤの歯数で割った値。
ギヤ倍数が小さいと、ダッシュに優れる反面、持久力に劣る。
ギヤ倍数が大きければその逆で、ダッシュは悪いが、持久力に優れる。
・決め脚
ゴール前で発揮する脚力。
・切り換え
最初マーク(目標に)していた選手から、他の選手に乗り換えること。(=スイッチ)
・切り込み
強引な手法を使って、好位置に割り込んでいくこと。
・競走得点 ↑
・クビ
選手登録を抹消されること。競走得点が2期連続で70点を下回った場合、
その次の期で過去3期の平均が70点を越える点数を稼がないかぎり、
選手登録を抹消される可能性が高い。
・携入(けいにゅう)
携行入着の略。落車後、ゴールまで自転車を押しながら徒歩で入線すること。
抱えて(持ち上げて)入線した場合は担入(たんにゅう)とも呼ばれる。
・欠場
配分されたレースに出走しないこと。
・欠場明け
ケガや病気などで、しばらく休んでいた後のレース参加。
・故障
レース中のアクシデントで、車体や車輪を破損すること。
・故入(こいり)
故障入着の略。故障したままゴールに入線すること。
・細切れ戦(こまぎれせん)
ラインが4つ以上になるレース。
[基本]
[戦法]
[通!?]
[数字アルファベット]
[あ行]
[か]
[さ]
[た]
[な]
[は]
[ま]
[やらわ]
[競技規則]
−さ行−
・さき捲り
中団位置にいる選手が、後方から捲ってくる選手より先に捲ること。
・差し(=追込) ↑
・差す ↑
・捌き
巧くレースを運んで、有利な展開に持っていくこと。
・サンド
周回中、外側と内側から一度に並びかけられて、挟まれること。
サンドされると、ほとんどの選手は後退する。「あんこ」とも言う。
・三分戦(さんぶせん・さんぶんせん)
ライン3がつに分かれるレースを三分戦。
2つなら二分戦、4つなら四分戦。
それぞれ”さんぶせん””にぶせん””よんぶんせん”と呼ぶのが通!?
・三連単
三連勝単式車券。1着、2着、3着を、それぞれ入った順番に当てる車券。
504通りの買い目があり、配当金も非常に高い。
その他、新賭け式投票には、三連複、ワイド車券などもある。
・失格
反則行為に科せられる、一番重いペナルティー。事故点は3点。
着位が取り消され、賞金も貰えない。
・写判(しゃはん)
ゴール到達順位の写真判定。着差がタイヤ差(2〜3p)以下で際どいときには、
写真を拡大して判定する。
・車番車券 ↑
・主導権
自力選手が、先頭に出て自分のペースに持ち込むことを「主導権を取る」と言う。
・地脚(じあし)
持久力に優れた脚質。
・事故点
選手が反則を犯したときに科せられる罰点。これが増えると厳しい制裁措置がある。
たとえば一期間(4ケ月)内に事故点が9点を超えると、1ケ月間の出場停止処分を受ける。
・自在
どんな戦法でも、展開に応じてこなすこと。
・自力 ↑
・ジャン ↑
・重賞レース
GP、GT、GUなどの大きなレース。
・重注(じゅうちゅう)
重大走行注意。反則行為に科せられるペナルティーで、失格の次に重い。
着位と賞金は取り消されないが、事故点が1点付く。
・スジ
同じラインという意味。
・ずぶずぶ
自力型は粘ることができず、番手の選手が差して1着。そして2着には3番手の選手が入ること。
・競り ↑
・先行 ↑
・先行一車
レースの中で、先行・捲りの自力タイプが1人しかいないこと。
同型がいなければ、自分の好きなポイントから、マイペースで仕掛けられるため、
その自力型に有利な展開となる。「逃げイチ」とも言う。
・先手ライン
先行するラインのこと。
・先頭誘導員 ↑
・前検(ぜんけん)
前日検査日。選手はシリーズ開催の前日に集合して、自転車や身体検査などを受ける。
・走注(そうちゅう)
走行注意。反則行為のペナルティーでは一番軽いもの。事故点は0.2点。着位と賞金はそのまま。
[基本]
[戦法]
[通!?]
[数字アルファベット]
[あ行]
[か]
[さ]
[た]
[な]
[は]
[ま]
[やらわ]
[競技規則]
−た行−
・打鐘(だしょう=ジャン) ↑
・叩く
周回中、先頭にいる自力選手を、他の自力選手が追い抜くこと。
自力選手の主導権争いを”叩き合い”と言う。
・ダービー
日本選手権競輪の別称。特別競輪(GT)の中では最高峰に位置付けられる。
・着差(ちゃくさ)
着順の差を、車体や車輪の幅などで表したもの。
・中団
9人が一列棒状で並んで走っている状態で、真ん中あたりの位置。
・追加
出場予定の選手が都合により、開催が始まる前に欠場を申し出た場合、
変わりに出走する選手を追加配分する。正規配分の選手と同じ扱いとなるが、
急な追加で調整不足の場合、遠慮がちなレースをする選手も。
・突っ張り先行
先頭を走る選手が、後方から追い上げてくる選手に抜かれることなく先行すること。
・テ
転倒(落車)の略。
・出脚(であし)
ダッシュ力。(=踏み出し)
・特進(とくしん)
特別昇級のこと。A級戦で3場所オール1着で3連覇すると、S3に昇進できるシステム。
B級からA級の特進は、3場所のうち全て2着位内で3連覇すれば良い。
・得点(=競走得点) ↑
・特別(特別競輪)
ケイリンのトップクラスのみが出走できるタイトルレース。
「日本選手権(ダービー)」「高松宮記念杯(宮杯)」「全日本選抜」
「オールスター」「寛仁親王牌」「競輪祭」の5大会。
※共同通信社杯、ふるさとダービーは特別競輪ではない。(=GT)
・途欠(とけつ。途中欠場)
ケガや病気などで、開催の途中で欠場すること。
・飛び付き
「イン粘り」とほぼ同意だが、後方から上昇して来る選手が、スピードに乗っている状態なら
「飛び付き」。
・飛ぶ
人気になった選手が、上位に入着できず敗れること。
・どぶ板(どぶいた)
走路の内側にある排水溝のこと。走路の赤く塗られた待避路より更に内側にある「どぶ板」
まで押し込むような競りが、昔は見られた。
[基本]
[戦法]
[通!?]
[数字アルファベット]
[あ行]
[か]
[さ]
[た]
[な]
[は]
[ま]
[やらわ]
[競技規則]
−な行−
・内圏線(ないけんせん)
走行圏内(走る目安となるゾーン)の最内側を示すラインで、内線とも言う。
外側のラインは外帯線。内圏線から外帯線までの間隔は40p。
・中三日(なかみっか)
参加している開催(の最終日)と、次の開催(の前検日)まで、3日間の空きがあるという意味。
・中割り
ゴール前で、前を行く2選手の間に割って入ること。
接触事故など棄権も伴う。
・ニゲいち
(=先行一車)
・逃げ切る ↑
・二段駆け
自力選手の番手に、自力タイプの選手が付けること。
前の選手が不発だったり、バテてしまったとき、その後ろの選手が自力で出ていくという
二段構えの作戦をとる。
・二分戦(にぶせん・にぶんせん)
ラインが2つに分かれるレースを二分戦。3つなら三分戦、4つなら四分戦。
それぞれ”にぶせん””さんぶせん””よんぶんせん”と呼ぶのが通!?
・伸びる
直線で追い込むこと。
[基本]
[戦法]
[通!?]
[数字アルファベット]
[あ行]
[か]
[さ]
[た]
[な]
[は]
[ま]
[やらわ]
[競技規則]
−は行−
・配分
選手が出場すること。
・ハウス
周回中、他の選手の車体や車輪と接触すること。
・ハコ(=番手) ↑
・ハコさん
先行や捲りのハコ(番手)という絶好の位置を回っていながら、3着になってしまうこと。
追い込み選手にとっては屈辱的。
・張る
後方から仕掛けてきた選手、横に並びかけてきた選手を
押し上げて、邪魔すること。(類=振る・ブロック)
・ハロン
ラスト200mのラップタイム。(上がりタイム)
・ハンドル投げ
ゴールする瞬間、ハンドルを握ったまま両手を前に突き出すこと。
ハンドルを投げることによって、僅かに伸びがよくなる。
ただしタイミング良く一回で決めなければならない。
・バカ駆け
自分の着位を度外視したような先行で、後続の選手を引っ張ること。(類.目いち駆け)
・バック回数
最終周のバックストレッチ(ゴールと反対側)線を、先頭で通過した回数。
先行回数とも言い換えられる。
・バック向かい風(追い風)
バックストレッチ(ゴールと反対側)で向かい風の場合、最終回で先行する選手のスピードが
落ちて、捲りが有利になり、また競り合いはインが重くなる傾向がある。その逆にバック追い風
の場合は、先行選手やイン粘りの選手も戦いやすくなる。
・番手(=ハコ) ↑
・ヒモ
2着のこと。
・ひら開催
普通開催のこと。S級選手は出走しない。(=FU)
・ビラビラ
脚が一杯になった様子。または、力が出せず絶不調という意味。
・振る
後方から仕掛けてきた選手を牽制して、横に車を持ち出すこと。(類=張る・ブロック)
・ふるさとダービー
記念競輪をグレードアップして、全国で場外発売される。オールS級で開催。略して「ふるダビ」。(GU)
・ブロック
後ろから追い抜かれそうになったとき、そうはさせまいと邪魔すること。
荒っぽい選手は体をぶつけて行くこともある。(類=張る・振る)
・ホームバンク
練習で使用している地元のバンク。
・補充
出場している選手が都合により、開催の途中で欠場した場合、
変わりに出走する選手を補充配分する。
[基本]
[戦法]
[通!?]
[数字アルファベット]
[あ行]
[か]
[さ]
[た]
[な]
[は]
[ま]
[やらわ]
[競技規則]
−ま行−
・マーク ↑
・前受け
一番前(誘導員の後ろ)に位置して、後方から追い上げてくる
選手を受ける(飛び付く)こと。(=イン待ち)
・前々勝負
後手を踏まないよう、常に前方に位置しながらレースを乗り分けていくこと。
・捲り ↑
・捲り追込
捲りと、追込の中間。遅めに仕掛ける捲り、またはゴール付近で先頭に届くような捲り。
「捲り差し」とも言う。
・負け戦(まけせん)
上位競走(準決や決勝)への勝ち上がりを断たれた選手が走るレース。
・目イチ駆け
自分の着を度外視するくらい、目一杯(自力で)駆けること。
[基本]
[戦法]
[通!?]
[数字アルファベット]
[あ行]
[か]
[さ]
[た]
[な]
[は]
[ま]
[やらわ]
[競技規則]
−や・ら・わ行−
・ヨーロッパ
4番車、6番車、8番車のこと。通常9車立てのレースでは、
(特に6番車が)力の劣る選手とされていたが、現在は、その傾向も弱まってきた。
・落車
自転車に乗っていて転倒すること。
・ライン ↑
・ワイド車券
三人の選手に投票して、うち二人が、1着か2着にあれば的中。
当たりやすいが、そのぶん配当金も低い。
・枠番車券
1着と2着になる選手の枠を当てる(1・2着が逆でも可)、枠番連勝複式車券のこと。
単に「枠番」と略して呼ばれることが多い。
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